古賀工務店で対応しているシロアリ
古賀工務店で、お客様よりご依頼をいただくシロアリの種類は、大きく分けて
●ヤマトシロアリ
●イエシロアリ
の2種類です。これらは、沖縄から北海道まで生息しており日本の家屋やさまざまな建築物に被害を与えています。
特に要注意なのが、イエシロアリで、千葉より以西の太平洋から沿岸の地域・四国・九州・沖縄に分布しています。
被害は建物全体に及び極めて大きい被害を出す危険な種類です。また、地中などに「メガロポリス」と呼ばれる大きな巣を作り、個体数は数百万匹に達することがあります。
ヤマトシロアリは、北海道の東北部を除き、ほぼ日本全国に分布しています。ヤマトシロアリは、湿った土や木材などの湿気の多い場所を好み活動し、被害の多くは床下で発生しますが雨漏りや水漏れがある場合には被害が建物の上部にまで達し大きな被害になる場合があります。個体数は数万匹から大きいコロニーでは数十万匹と言われています。
もしも羽アリを発見したら?
ハネアリの群飛。
シロアリの飛翔を群飛といいます。ヤマトシロアリの羽アリは、4~6月の雨上がりのジメジメした日のお昼前後に飛び立ちます。イエシロアリは6~7月で夜に飛び立ちます。羽アリは数は数匹といった感じではなく、一度に大量に湧き出てくる感じで発生します。
羽アリは、シロアリのコロニー(集団)が大きくなると、巣別れをします。現在の活動域内ではいずれ支障をきたすようになるからです。(エリア内での食糧不足)そのため新天地を求めて飛び立ちます。
羽アリがご自宅から発生した場合には、すでにコロニー(集団)が大きくなっており、そのため被害も大きくなっているかもしれません。また、庭から羽アリが発生した場合でも、注意が必要です。家にもシロアリが侵入し被害が出ている可能性があります。
いずれにしましても、できるだけ早く点検をお受けいただき、状況を確認した上で必要な対策をお取りください。
シロアリ対策の必要性!
シロアリを一匹でも見つけたら要注意!です。
ご自宅の床下などの見えない所にシロアリがついている可能性があります。気ずかなかった場合、短期間でも大きな被害が出る場合があります。
また、シロアリは長生きする虫としても有名であり、女王のシロアリは30年近く生きるものもいます。
シロアリを見つける方法をお教えします!
- 蟻道(ぎどう)はないかを確認!
床下に入り まず、基礎や束石の表面を見てみましょう。基礎や束石の表面に泥の道が下から上へ立ち上がっていないかを確認します。もし、あったらこれが蟻道(ぎどう)です。👈シロアリの進入路です。 - 蟻土(ぎど)はないかを確認!
シロアリは、木材の割れ目や継ぎ目などに土を運び塞ぎます。継ぎ目や割れ目が泥で盛り上がっているように見えるのが蟻土です。この内部ではシロアリが活発に活動しています。蟻土が見つかった時にはすでに被害の拡大が始まっています。 - 羽アリを見つけたら!
ハネアリが家の中で飛んでいたり見つかったらすぐ当社までお電話ください。